米朝が極秘協議へ 新局面…なぜ今?記者解説[2017/05/07 20:58]

 アメリカと北朝鮮に新たな動きがありました。核とミサイルの問題について、アメリカと北朝鮮が近く極秘に協議をすることが分かりました。この極秘協議の情報は、中国から入ってきています。中国は、この情報をどのようにしてつかんだのでしょうか。

 (山本志門記者報告)
 北朝鮮からの直行便というのは大きく2つの国しかありません。1つはロシアのウラジオストク、もう1つは中国国内の空港です。だいたい北朝鮮の人が海外に出る場合は、北京の空港を利用します。こうしたなかで4日、アメリカの外務省の担当者が北京に入ったことが分かりました。そして、さらに取材を進めていくと、北朝鮮外務省アメリカ担当の崔善姫(チェ・ソンヒ)局長が入ったことも分かりました。さらに7日、一行がヨーロッパに向けて出発し、アメリカの民間有識者らとの協議を行うことが分かりました。そこで北京の空港で外務省関係者をキャッチしたということです。
 (Q.米朝協議はどのような位置付けになるのか。また、今後の展開は?)
 今回、行われる協議はアメリカの政府担当者ではなく、民間の有識者です。ただ、その元政府高官の有識者が出席する見通しです。一方の北朝鮮からは、アメリカとの交渉のキーマン、崔善姫局長が出席します。北朝鮮側は明らかにアメリカ政府に伝わることを前提に今後の米中関係の展開について発信するものとみられます。特に今はアメリカと北朝鮮は軍事的な緊張が続くなかで対話を模索する動きが急激に出てきています。こうしたなかでアメリカとの政府間対話に向けて北朝鮮側がどのような要求をしてくるのかが今後の大きなポイントになってくると思います。

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