米「航行の自由作戦」 中国政府が強く反発[2017/05/25 20:04]

 中国が造成した人工島の近くをアメリカ海軍が通過する「航行の自由作戦」が、トランプ政権で初めて行われたことについて、中国政府が強く反発しました。

 ロイター通信によりますと、アメリカ海軍の軍艦は、南シナ海で中国が領有権を主張する「南沙諸島(スプラトリー諸島)」のミスチーフ礁から22キロ以内を航行しました。去年10月以来の「航行の自由」作戦で、トランプ政権では初めてです。
 中国外務省・陸慷報道局長:「アメリカ艦艇の行動は、中国の主権と安全を脅かし、不測の事態を招きかねない。我々は強烈な不満を表し、断固反対する」
 そのうえで、中国外務省は「警告したうえでアメリカ軍艦を追い払った」と明かしました。さらに、中国とASEAN(東南アジア諸国連合)が問題解決に向けて努力するなか、アメリカが邪魔をしていると強調しています。一方、中国国防省も、アメリカ側に抗議したと発表しました。