解放地区で3年ぶり祭りの歓声 モスル奪還大詰め[2017/06/26 11:52]

 過激派組織「イスラム国」からの奪還作戦が大詰めを迎えているイラクの要衝「モスル」で、解放された地区の市民らが「ラマダン」明けの祭りを3年ぶりに祝いました。

 イスラム圏では、断食月「ラマダン」が終わったことを祝う祭りが25日から始まりました。モスルは、この祭りを禁止していた「イスラム国」に占領されていましたが、市内の大部分が解放されたため、3年ぶりに祭りを楽しむ市民らの姿が見られました。町の広場には大勢の子どもたちが集まり、笑顔でブランコなどの遊具で遊んでいました。旧市街の一部には、今も「イスラム国」の兵士約350人が立てこもっていますが、イラク政府側は3日間の祭りの期間中に制圧したいとしています。

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