発射は午前7時前“90分以内” 米国防総省が声明[2017/08/29 07:20]

 北朝鮮が29日午前5時58分ごろ、ミサイルを発射しました。

 (山下達也記者報告)
 日本時間の午前7時ごろ、アメリカの国防総省が声明を発表しました。その内容は、日本の午前7時よりも前、90分ほど前の以内のうちに1発のミサイル発射が確認されたというものでした。さらに、日本を越えて飛行したというものです。しかし、詳細については調査中だとしてその他の詳細は明らかにしていません。また、アメリカ本土に対しては脅威はないということも記しました。具体的な距離や種類など出していないので、実はトランプ政権は先週末のミサイルについて「いったんは失敗した」と言っておきながらその後、訂正するということがありました。なので、ミサイルついての調査、発表についてかなり慎重になっているようです。そして、一部アメリカメディアは、「実はアメリカ政府は驚いていない」というふうにも報じています。今、こちらは28日午後6時すぎですが、朝の段階で一部のアメリカ政府関係者が北朝鮮が「KN17」いわゆる地上から船に向かって撃つミサイル、新型のミサイルとされていますが、「そのへんの発射がありそうだ」という情報があったと。だからアメリカ政府は驚いてはいないというような報道も出ています。ただ、トランプ大統領はいつもはツイッターなどで反応しますが、まだ反応を見せていません。今、ホワイトハウスにいます。これまで威勢のいいことを言っていますが、今回、かなり緊張感が高まるミサイル発射に対して、どのような反応をするかが見ものになっています。

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