「ICAN」が表現後退に批判 日本の核兵器廃絶決議案[2017/10/21 11:52]

 日本政府が国連に提出した核兵器廃絶決議案の軍縮などに関する表現が後退していることが判明し、ノーベル平和賞の受賞が決定した国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」が批判しました。

 核兵器廃絶決議案は日本政府が毎年、国連に提出しています。去年までは、「あらゆる核兵器の使用が人道的に破滅的な結末をもたらす」というものでしたが、ANNが入手した今年の草案では「あらゆる」という文言が削除され、一部の核兵器の使用を認めるかのような表現になっています。
 ICANネットワーク担当、ダニエル・ホグスタ氏:「とても失望しています。すでに弱められた去年の決議からも確実に後退している」
 核兵器廃絶に向けての活動を続けているICANのメンバーは強い失望感を示し、決議案に反対票を投じる国が増えるという見通しを示しました。決議案は現在も交渉中で、早ければ26日にも採決される予定です。