米下院共和党が税制改革法案 法人税20%に引き下げ[2017/11/03 11:04]

 アメリカの下院共和党はトランプ政権の主要な政策の税制改革について、政権の提案に沿い、法人税率を35%から20%に引き下げる法案を発表しました。

 ライアン下院議長:「この計画で我々は成長を推進する改革を行い、アメリカは他国と競争できるようになる」
 法案は法人税の大幅な減税により、アメリカ国内での雇用や投資を活性化させる狙いです。共和党のライアン下院議長はアメリカの競争力を高める効果を強調しました。一方、所得税については最高税率を39.6%に据え置き、引き下げを見送りました。富裕層を優遇しているとの批判をかわす狙いがあるとみられます。年内の法案成立を目指すトランプ大統領は「税制改革は経済を次の段階に進めるだろう」と評価しました。

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