サッカー・アジアカップ　北朝鮮代表団がタイ入り[2017/11/05 07:05]

　金正男（キム・ジョンナム）氏殺害を巡る対立などから延期されていたサッカーのアジアカップ最終予選の北朝鮮対マレーシア戦がタイで行われることになり、4日に北朝鮮の代表団がタイに入りました。

　2019年のアジアカップ最終予選B組の北朝鮮対マレーシアの試合は当初、3月に平壌で開催される予定でした。しかし、2月に北朝鮮の金正男氏がマレーシアで殺害されたことによる容疑者の引き渡しなどを巡って両国が対立した影響や北朝鮮の核開発による緊張の高まりを受けて度々、延期されていました。その後、中立地のタイで開催されることになり、4日に北朝鮮の代表選手らがタイに到着しました。試合はタイ東部のブリラム県で10日と13日に2試合、行われます。