トランプ税制改革法案 法人税20%下げ 下院で可決[2017/11/17 15:03]

 アメリカのトランプ政権の主要政策で、法人税の大幅な減税を柱とする税制改革の法案が議会下院で賛成多数で可決されました。

 16日に下院で可決された税制改革法案は法人税率を35%から20%に減らすほか、個人の所得税の税率区分を7つから4つに簡素化し、最高税率は39.6%に据え置くとしています。トランプ大統領はツイッターで「歴史的な減税を国民に届けるという我々の公約の実現に向けた大きな一歩だ」と評価しました。一方で、上院は法人税率の引き下げを1年遅らせる案を審議していて、一本化に向けた調整が難航する可能性もあります。

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