日ロ外相会談 イージス・アショア導入にロシア反発[2017/11/25 15:54]

 河野外務大臣がロシアのラブロフ外相と会談し、朝鮮半島情勢について協議しました。日本へのミサイル防衛システムの配備については意見が食い違いました。

 河野外務大臣:「(イージス・アショアは)北朝鮮のミサイルに備えるものであって、日ロの間で脅威になるようなものではない」
 河野大臣はこのように述べ、日本がアメリカの協力で導入する見通しのミサイル防衛システム「イージス・アショア」について理解を求めました。これに対してラブロフ外相は、「アメリカは北朝鮮の脅威を口実にロシアを包囲している」などとして、配備に激しく反発しました。両外相は北朝鮮問題について「緊密に連携していくことで一致した」としていますが、アメリカとの協力態勢を巡っては温度差が浮き彫りになった格好です。

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