核弾頭搭載で米全土に到達可能 北朝鮮「火星15」[2017/12/01 11:51]

 アメリカの研究グループは、北朝鮮が先月29日に発射したICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」が、通常の核弾頭を搭載してもアメリカ全土に到達できるとする分析を発表しました。

 研究グループ「38ノース」は、北朝鮮が公表した写真や動画をもとにした分析を発表しました。ICBM「火星15」は「火星14」を改良したものではなく、「火星14」よりもかなり大きい新型のミサイルだとしています。また、重さ1000キロ程度の弾頭をアメリカ本土のどこにでも運ぶことができるとしています。北朝鮮が持つ核弾頭が700キロ以下とみられていることから、核弾頭をアメリカのどこにでも到達させることができると分析し、目覚ましい進歩を遂げたとしています。さらに、大型であるため、ミサイル迎撃システムを混乱させたり、迎撃から逃れたりすることができる装備を搭載することが可能だとしています。

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