公明党の山口代表 中国・習主席に北朝鮮で協力要請[2017/12/02 13:51]

 北京を訪問した公明党の山口代表は習近平国家主席と面会して安倍総理大臣の親書を手渡したほか、北朝鮮問題での協力を要請しました。

 習主席と短時間、面会した山口代表は、北朝鮮問題について中国側の協力を要請したほか、来年の習主席の訪日実現を呼び掛けました。そのうえで、安倍総理からの親書を手渡したということです。これに先立って山口代表は、最高指導部メンバーの汪洋常務委員と会談しました。汪洋常務委員は北朝鮮の核保有について「断固反対する」としたうえで、「中国と北朝鮮は過去、血で固めた関係があったが、現在、双方の立場は対立している」と述べ、中朝関係の現状を説明しました。その一方で、「戦争にも反対する」と述べ、対話を重視する中国側の立場を改めて説明しました。

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