シリア停戦求める安保理決議見送り ロシアが難色[2018/02/23 06:53]

 内戦が激化しているシリア情勢を受け、国連の安全保障理事会は30日間の停戦を求める決議について議論しましたが、ロシアが難色を示し、採決は先送りとなりました。

 ロシア、ネベンジャ国連大使:「もっと現実的な内容に修正したい。今のままでは非現実的だ」
 決議案は採決から3日後にシリア全土で30日間、停戦するよう求め、医薬品などの援助物資の搬入や重傷者や重篤患者を退避させることが柱となっています。しかし、22日の会合では、シリアのアサド政権の後ろ盾となっているロシアが反対姿勢を崩さず、採決は翌日以降に先送りとなりました。ロイター通信によりますと、シリアの首都ダマスカス近郊では18日以降、アサド政権軍による空爆などによって400人以上が死亡し、負傷者は1900人近くに上っています。