「化学兵器なくなるまで」米英仏 シリアを軍事攻撃[2018/04/14 11:45]

 アメリカのトランプ大統領はシリアが化学兵器を使用したとして、シリアへの軍事攻撃を命令したと発表しました。

 (山下達也記者報告)
 トランプ大統領は13日午後9時に全米放送で攻撃を発表しました。あくまでも化学兵器を止めるためだとしましたが、一方で長期化も示唆しました。
 トランプ大統領:「先ほど、独裁者・アサドの化学兵器関連施設に正確に攻撃をするよう軍に命令した」
 トランプ大統領はイギリスとフランスも攻撃に参加しているとし、国際社会の包囲網を訴えました。シリアの後ろ盾のロシアとイランも名指しして、プーチン大統領は2013年の化学兵器破棄の合意を破ったと非難しました。攻撃は空爆と巡航ミサイルで行われています。去年4月に巡航ミサイルを撃ち込んだ時とは違う大規模攻撃となっています。トランプ大統領は「化学兵器がなくなるまで続ける」と長期化を示唆しました。会見したマティス国防長官は「攻撃はとりあえず1回であるけれども、アサド大統領の対応次第である」としました。ただ、アメリカメディアはトランプ大統領が大規模攻撃を希望し、マティス長官は「ロシアと危険な衝突に陥る」と反対していたと伝えています。トランプ大統領はここ最近、ボルトン補佐官など周囲を強硬派で固めていて、今回のシリア攻撃が米朝首脳会談に向けた北朝鮮への牽制(けんせい)だという指摘も出ています。