化学兵器疑惑 非難の矛先、ロシアへ 新制裁の動き[2018/04/16 11:48]

 アメリカがシリア攻撃の理由として挙げた内戦での化学兵器使用の疑惑を巡り、アメリカの国連大使はシリアの“後ろ盾”のロシアに制裁を科す方針を明らかにしました。

 アメリカ、ヘイリー国連大使:「ロシアへ制裁が科されるだろう。ムニューシン財務長官は月曜日(16日)に発表するだろう」
 ヘイリー大使は「CBSテレビ」のインタビューで、シリアが化学兵器を使用した疑惑について「シリアを阻止できなかったロシアにも責任がある」という見方を示し、16日に新たな制裁を科す方針を明らかにしました。ヘイリー大使は、国連の安全保障理事会でロシアが何度も拒否権を行使したことも批判しました。
 マクロン仏大統領:「(Q.ロシアは共犯だとプーチン氏に言ったのか?)そう言った。(ロシアが)国連決議を軽視したことで、国際社会が人道的な国際法をシリアで行使できなくなったと彼に言った」
 シリア攻撃に参加したフランスのマクロン大統領も15日にテレビ番組で、化学兵器使用の共犯だとロシアを非難しました。また、トランプ大統領に対して「シリアから撤退せず、長期的にとどまるべきだと説得した」と明かしました。