映画「カトマンズの約束」 ネパール地震から3年[2018/04/24 15:16]

 南アジアのネパールで大規模な地震が発生してから25日で丸3年となりますが、「ネパール映画研究の第一人者」とも言われる一人の日本人監督が地震をテーマに映画を制作。現地では、あの世界的SF映画に肩を並べる注目度だったといいます。

 日本とネパールが共同で制作した映画「カトマンズの約束」は、2015年4月にネパールを襲った大地震をテーマに扱っています。作品の指揮を執ったのは、東京情報大学と目白大学で映像表現の理論や技術を教える伊藤敏朗監督。これまで、ネパールには30回以上、渡航してネパール映画監督協会に外国人監督としてただ一人、名を連ねます。ネパールを舞台とした作品は伊藤監督にとって3作目ですが、地震の影響で一時、映画制作は白紙に。地震から4カ月後、かつて撮影で訪れた村の住民との再会を通じて映画制作再開を決意。歌あり踊りありの「マサラ・ムービー」の要素も取り入れながら映画を完成させ、ネパールでの公開初日は「STAR WARS」の公開初日と重なったものの、「STAR WARS」に引けを取らない程の大きな関心を集めました。映画「カトマンズの約束」は下記の日程で上映されます。

■4月25日 中野ZEROホール(東京・中野区)
■4月30日から5月6日 渋谷ユーロライブ(東京・渋谷区)

くわしくは動画で…

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