金委員長が境界線歩いて越える 会談午前10時半から[2018/04/26 11:45]

 韓国と北朝鮮の首脳会談が27日に迫り、スケジュールが判明しました。予定では午前9時半に金正恩委員長が板門店(パンムンジョム)の軍事境界線を歩いて越え、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出迎えます。会談は南北の境界線にある板門店で行われます。両首脳の初めての握手が交わされることになっていますが、北朝鮮の核やミサイル、休戦状態になっている朝鮮戦争の終戦、そして、拉致などの問題解決に向けてどこまで話し合いが進むか世界が注目しています。

 (高橋政光記者報告)
 ソウル近郊にある高陽(コヤン)市の国際展示場には、南北首脳会談のメインプレスセンターが設けられ、1000人近い報道陣が集まっています。27日の会談に向けて緊張が高まっています。大型スクリーンには主要な日程のライブ映像が流されます。また、ステージ中央では韓国大統領府が随時、会談の内容などについて説明することになっています。韓国大統領府は会談前最後の会見を開き、27日の日程を明らかにしました。まず、午前9時半に板門店の軍事境界線で文大統領と金委員長が初対面します。この後、金委員長は北朝鮮の最高指導者として初めて韓国に入り、歓迎式典が開かれます。そして、午前10時半から首脳会談が始まります。昼食は別々に取り、午後には共同植樹や2人の散歩が予定されています。会談が終了すると、合意文の署名と発表があります。午後6時半からは晩餐(ばんさん)会も開かれるなど、南北の融和ムードの演出が散りばめられています。北朝鮮からは金委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)氏も参加するということです。会談では米朝首脳会談に向けて韓国と北朝鮮が非核化への道のりを示すとともに、日本の拉致問題についても議論する見通しです。