奇跡の生存が確認された洞窟の少年たち。しかし、最も難しいのはこれからの救出作戦です。大雨が予想されるなか、少年たちが自ら水中を潜って外に脱出するプランが現実味を帯びてきました。タイのチェンライから報告です。
(小林理記者・報告)
現地の救助当局ですが、救出の時期についてはまだ分からない、はっきり言うことはできないと話しています。その理由についてですが、洞窟内の水位が依然として高いこと、さらに水の流れが非常に速い場所があることを挙げています。子どもたちは現在、栄養価の高いゼリーなどしか口にしておらず、どこまで体力が回復しているのかも不明です。また、ダイビングの基本的な技術を身に付ける必要もあります。すでに訓練は始まっていますが、水に入っての訓練はまだ行われていません。一方で、週末からは強い雨が降り続くという予報もあります。急激に水位が上がることが心配されています。また、脱出が開始されたとしてもどれくらいの時間で外に出せるかは明らかにされていません。少年らの体力の回復、そして安全の確保、この2つがどこまで両立できるかが鍵となります。
(Q.現在、小林記者が立っているすぐ横は洞窟内の排水されている水が出てきている所なのか?)
約100メートルほど入ると、洞窟の入り口があります。その中から管を通してここからポンプで水をくみ上げているという状況です。
(Q.タイでは雨期に入っているということだが、どれくらい続くものなのか?一日に降る雨の量など、どんな降り方をするのか?)
タイでの雨期の時期ですが、5月半ばから10月半ばということです。そしてここチェンライですが、一番雨が多いのは今の時期で6月から8月にかけてということです。一般的に田んぼだったりとか道路が冠水するなどはあまりないそうなのですが、この洞窟に関しては少し強い雨が降るとすぐに氾濫してしまい、かなり水かさが高くなってしまうという状況だということです。
タイ洞窟少年ら13人 救出の状況を現場から報告
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