国際

2018年8月22日 11:58

元ナチス看守の95歳男性をドイツへ強制送還 米政権

2018年8月22日 11:58

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 アメリカのトランプ政権は、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの強制収容所で看守を務めていた95歳の男性をドイツに強制送還したと発表しました。

 強制送還されたのは、ナチスの親衛隊に所属してポーランドの強制収容所で看守をしていたジャキーブ・パリー氏です。アメリカのABCテレビは、自宅から担架で運び出されるパリー氏の姿を捉えました。パリー氏は1949年にアメリカの市民権を取得してニューヨークなどで生活していましたが、看守だった経歴を隠していたことが発覚し、2004年には裁判所から国外退去を命じられました。ホワイトハウスは声明で「ナチスの犯罪を手助けした者は容赦しない」などとコメントしています。

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