平和条約巡り突然の提案 プーチン大統領の意図は[2018/09/12 17:26]

 ロシアのプーチン大統領が「前提条件なし」で平和条約を結ぶことを提案しました。

 ロシア、プーチン大統領:「今ではなく、年末までに平和条約を結ぼう。前提条件なしで」
 プーチン大統領は、ロシアのウラジオストクで開かれている「東方経済フォーラム」で、安倍総理大臣の講演の直後に突然、発言しました。前提条件なしという言葉には、日本が平和条約締結の前提とする「北方領土問題の解決」を棚上げにする意味合いが含まれているとみられます。プーチン大統領は、さらに「平和条約を結んだ後、すべての議論の問題解決に向けて進みましょう」と述べました。
 菅官房長官:「ご指摘の大統領の発言については承知していますけども、その意図についてコメントすることは控えます。政府としては、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという基本方針のもと、引き続き粘り強く交渉していきたい」
 菅官房長官は、10日の日ロ首脳会談ではプーチン大統領から今回のような発言はなかったと強調しました。