南北首脳が“聖地”白頭山を訪問 非核化議論へ[2018/09/20 10:30]

 南北首脳会談のため平壌を訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮と中国にまたがって朝鮮民族の「聖地」とされる白頭(ペクトゥ)山を金正恩委員長とともに訪れました。

 文大統領は20日午前6時半すぎ、宿泊先の迎賓館を出発して平壌空港に向かいました。沿道や空港には多くの北朝鮮の市民が詰め掛け、「祖国統一」と叫びながら見送りました。文大統領は午前8時半ごろ、北朝鮮北東部の三池淵(サムジヨン)空港に到着し、金委員長夫妻が出迎えたということです。朝鮮半島最高峰の白頭山への道中で、両首脳は非核化を巡ってアメリカのトランプ大統領へのメッセージを話し合うものとみられます。文大統領は登山の後に昼食を取り、韓国に戻ります。

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