「ドラマ1話で約1500万円」中国の視聴率買収を告発[2018/09/22 17:41]

 中国でテレビドラマの監督が、業界で視聴率の買収行為が横行していることを告発して波紋が広がっています。

 中国のテレビドラマの監督・郭靖宇氏は自身が手掛けたドラマが放送されない理由をテレビ局に問いただしたところ、「視聴率を買収しなければ放送できない」と告げられて専門業者を紹介されたと中国版ツイッターのウェイボーで告発しました。この業者は視聴率を上げる見返りとして、1話あたり約1500万円を要求したと郭氏は暴露しています。中国メディアによりますと、広告費を巡るテレビ局の競争が過熱して視聴率の買収が横行していて、業界全体で年間、約660億円以上が動いているということです。この告発は中国国内で大きな反響を呼び、当局が調査に乗り出しています。

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