日本の職人さんGJ!タイの古びた学校を無償で修復[2018/09/24 19:18]

 ミャンマーからタイに移住した子どもたちが楽しく勉強できるようにと日本の塗装工らがタイの学校を訪れ、無償で施設を修復するボランティア活動を行いました。

 バンコク郊外の寺の一角にある学校には、ミャンマーから移住した労働者の子どもたち約120人が通っています。子どもたちは経済的に貧しく、学校は基本的に寄付金で運営されているため、施設の一部が雨ざらしになるなど老朽化が問題になっていました。そこで、世界の様々な施設をボランティアで塗装している愛知県の一般社団法人「塗魂インターナショナル」の塗装工33人らが学校を訪れ、無償で汚れていた壁や遊具を塗り直したり、かやぶきだった屋根を金属製のものに交換したりしました。 
 参加した塗装工:「きれいな教室で勉強してくれれば勉強もしやすいかなと思う。(子どもたちは)国籍を越えた大人の力を借りればいいと思う」
 中学生:「以前は壁に色もなかったので、環境はとても良くなった。勉強への意欲もわいてきたわ」「学校がきれいになってうれしいし、気持ちが良い」
 会場では食事も振る舞われ、子どもたちは初めて口にする綿菓子をうれしそうに食べていました。

こちらも読まれています