トランプ氏 日本との貿易交渉でも強硬姿勢を示唆[2018/10/02 10:30]

 アメリカのトランプ大統領は、今後始まる日本との貿易交渉で自動車への関税をちらつかせながら、強い姿勢で臨む構えを見せました。

 アメリカ、トランプ大統領:「『交渉しなければ自動車に重い税を課す』と私は言った。我々は日本が交渉しなければ自動車税を課す準備ができていた」
 そのうえで、「関税の話がなければ交渉を開始する合意はできなかっただろう」と述べました。先月の日米首脳会談では、関税協議の新しい枠組み「日米物品貿易協定」の締結に向けた交渉を始めることで合意しました。トランプ大統領はこの交渉で日本車への関税をちらつかせ、譲歩を引き出す姿勢をにじませました。一方、報復関税の応酬が続く中国については、「中国側は交渉をしたがっていない。まだ話し合いには早すぎる」と指摘しました。

こちらも読まれています