大韓航空の趙亮鎬会長を在宅起訴 韓国検察[2018/10/15 23:34]

 韓国の検察は、大韓航空の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長を横領や背任などの罪で在宅起訴しました。水が入ったコップを投げ付けて捜査を受けていた次女の「水かけ姫」こと顕旻(ヒョンミン)氏は不起訴になりました。

 趙会長は2013年から今年にかけ、大韓航空が航空機の装備や免税品などを購入する際、一家が所有する会社を受け皿に約19億円相当の仲介手数料を不正に得て会社に損害を与えた罪などに問われています。韓国の検察は巨額の相続税の脱税疑いでも調べていましたが、時効が成立したということです。一方、次女で大韓航空前専務の顕旻氏は、会議中に水が入ったコップを投げ付けたとして暴行などの疑いが持たれていましたが、被害者が処罰を望んでいないとして不起訴処分になりました。

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