中間選挙で共和党負けても責任ない　トランプ大統領

　アメリカのトランプ大統領は、来月の中間選挙で共和党が敗北しても自身に責任はないという考えを示しました。

　トランプ大統領はAP通信によるインタビューのなかで、来月の中間選挙で現在、共和党が過半数を占める下院で敗北した場合の責任について問われ、「私に責任はない。候補者の支援をしているだけだ。私が推薦した候補者の支持率は上がっている」と述べ、中間選挙の勝敗の責任は自分にはないと強調しました。また、調整が続けられている2回目の米朝首脳会談について、アメリカ国内では開催されないとの見方を示しました。さらに、サウジアラビア人ジャーナリストの消息が分からなくなっている事件について、「サウジアラビアの国王と話したが、事件の詳細を知らなかったようだ。今後の捜査ではっきりするだろう」と述べました。そのうえで、サウジ側の捜査について「彼らは2週間と言ったが、1週間以内に終わらせるようにするだろう」との見通しを示しました。