北朝鮮の人権状況 「劣悪に変わりない」 国連[2018/10/24 17:07]

 北朝鮮の人権状況について国連の特別報告者が会見し、「劣悪な状況に変わりはない」と述べ、北朝鮮政府に対して現地調査の受け入れを求めました。

 国連・キンタナ特別報告者:「今年収集した情報では、北朝鮮の人権状況は大して変わっていない」
 北朝鮮の人権問題を担当するキンタナ特別報告者は23日に国連本部で会見し、緊張緩和に向けたアメリカや北朝鮮の動きを歓迎しました。その一方で、北朝鮮の人権状況は「劣悪の状況だ」として、北朝鮮政府に対して改善と現地調査の受け入れを求めました。また、キンタナ特別報告者は、これまでの米朝首脳会談や南北首脳会談の合意文書のなかに「人権状況の改善」が盛り込まれていないことに強い懸念を示しました。

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