トランプ政権の是非を問うアメリカの中間選挙は各地の投票が順次、締め切られ、開票が進んでいます。下院では民主党が過半数を獲得する可能性も伝えられていて、接戦となっています。ワシントンから報告です。
(布施哲記者報告)
西海岸ではまだ投票が続けられていますが、CNNが最新の開票結果として上院で共和党が44、民主党が37と共和党のリードを伝えています。そして、一方の注目の接戦が展開されている下院の方ですが、共和党が86、民主党が87の議席を確実にしています。ただ、まだ多くの選挙区で接戦が展開されていて、CNNはどちらの党が下院の過半数を握るかは見通せないと報じています。ただ、その一方で、民主党は手応えを感じているようです。下院・民主党のトップ、ペロシ氏が会見を行い、「我々は今夜、歴史的な勝利をつかみつつある。開かれた議会を手に入れよう」とまるで勝利宣言のように語り掛けました。民主党は医療保険制度の充実や、反トランプを旗印に票の掘り起こしを進めてきました。また、史上最多の女性候補者を擁立して女性の有権者にアピールをしたほか、民主党支持が多い若者の投票率が上がっていることも追い風になっている模様です。そして、一方のトランプ大統領ですが、投票を呼び掛けるツイートをしただけで、7日は公の場には姿を見せていません。今はホワイトハウスで家族とともに開票速報を見守っているということです。仮に、下院で民主党が勝てばトランプ氏の政権運営に急ブレーキが掛かることになり、逆に共和党が勝てば2020年の大統領選再選に向けた大きな弾みとなります。これまで強気一辺倒できたトランプ政治ですが、今まさに重要な岐路に立たされています。
2018年11月7日 11:45
勝利つかみつつある…下院は民主優勢か 米中間選挙
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