ダライ・ラマ14世が2年ぶり来日 若者に平和説く[2018/11/17 18:37]

 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(83)が2年ぶりに来日し、日本の若者に向けて平和の重要性を語り掛けました。

 ダライ・ラマ14世:「この21世紀は、暴力を根絶し、平和で思いやりの世紀でなければならない」
 ダライ・ラマ14世は17日、東京都内で開かれた「日本の未来」をテーマにしたイベントに登壇しました。そして、「70億人の人間が1つの存在である」という自身の考えを強調し、「戦争や核兵器をなくすべきだ」と呼び掛けました。また、日本の若者に「自分ばかりを考えるのではなく、世界のチャレンジに直面してほしい」と語り掛けました。イベントには、世界で活躍するモデルの冨永愛さんらも登壇し、約3000人の参加者とともにダライ・ラマ14世の話に耳を傾けました。2年ぶりに日本を訪問したダライ・ラマ14世は現在83歳と高齢で、後継者問題にも注目が集まっています。

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