「ピサの斜塔」の傾きが改善 1990年から改修工事[2018/11/23 15:08]

 傾いていることで知られるイタリアの「ピサの斜塔」ですが、その傾きが4センチ改善されたということです。

 トスカーナ州の観光名所で世界遺産にも登録されているピサの斜塔は1173年に造り始められた高さ約56メートルの塔ですが、着工直後から地盤の問題で傾きが生じていました。倒壊を防ぐため、1990年から改修工事が行われた結果、この17年で垂直方向に4センチ改善したことが分かりました。専門家は「これであと200年は大丈夫」だとしています。

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