野良犬・猫問題に驚きの解消策 食用で輸出!?[2018/12/04 15:06]

 エジプト政府が国内で年々、増加している野良犬や野良猫を食用として海外に輸出する方針だと現地メディアが伝えています。一方、国内外では批判の声が上がっています。

 エジプト国内で野良犬は現在、2200万匹いるとされ、深刻な問題となっています。エジプト政府はこれまで殺処分で対応していましたが、今後は野良犬や野良猫を食用として海外に輸出する方針です。エジプト農業省の担当者はANNの取材に対し、民間企業に犬や猫4100匹の輸出許可を出したことを認めていますが、輸出先の国については明らかにしていません。
 野良犬の保護活動を続ける団体代表:「初めてこのことを聞いた時、信じられませんでした。この政府の決定はとんでもないことです。この問題は観光業にも影響を及ぼすでしょう」
 イギリスのサッカープレミアリーグで活躍するエジプト出身のモハメド・サラー選手もSNS上で政府の方針を批判するなど、国内外で波紋が広がっています。

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