仏銃乱射「神は偉大なり」と叫ぶ テロとして捜査[2018/12/13 05:53]

 フランス北東部のクリスマスマーケットの近くで起きた銃乱射事件で、容疑者の男が犯行時にアラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたことが分かりました。

 11日夜、フランス・ストラスブールのクリスマスマーケットの近くで男が銃とナイフで通行人を次々と襲って2人が死亡、1人が脳死状態になり、12人がけがをしました。男は今も逃走中です。12日に会見したフランス検察によりますと、男は犯行時にアラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたということで、テロ事件として捜査しています。また、男がストラスブールに住むシェリフ・シェカット容疑者(29)で、以前から情報機関の監視対象だったことも明らかにしました。男の自宅の捜索では手榴(しゅりゅう)弾や銃が見つかっていて、過去に27の罪で有罪判決を受けていたということです。

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