マリオット5億人情報流出 NYタイムズ「中国関与」[2018/12/13 07:11]

 世界最大のホテルチェーン、アメリカのマリオット・インターナショナルがサイバー攻撃を受けて最大5億人分の顧客情報が盗み出された問題で、ニューヨーク・タイムズは「中国の情報収集の一環だ」と報じました。

 マリオットは先月30日、予約客のデータベースへの不正アクセスが発覚して最大5億人の顧客情報が流出した恐れがあると発表しました。ニューヨーク・タイムズは12日、関係者の話として「中国による機密情報の収集活動の一環だ」と報じました。今回の不正アクセスには、中国国家安全省の影響下にあるハッカーが関与した疑いがあるということです。一方、トランプ政権は中国当局との関係が指摘されるハッカーらを近く起訴する方針ですが、ニューヨーク・タイムズはこうした取り締まりの強化が米中の貿易交渉に影響する可能性もあると伝えています。

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