COP24で「パリ協定」実行ルールについて大枠合意[2018/12/17 00:57]

 地球温暖化対策を話し合う会議「COP24」は、温室効果ガスの削減を途上国にも義務付ける「パリ協定」を実行するルールについて大枠で合意しました。

 ポーランドで15日、2020年以降の温暖化対策の枠組みであるパリ協定を実行するために必要なルールが話し合われ、各国が合意して採択されました。合意したルールでは、温室効果ガスを削減する目標がどれだけ達成されているかを検証する方法を先進国と途上国で統一し、途上国側にも情報公開を求めます。今回の会議では意見が対立する事案もあり、会期を1日延長して徹夜で協議し、15日夜にようやく合意に至りました。パリ協定は去年6月、アメリカが離脱を表明しましたが、今回の合意によって発展途上国を含む各国が本格的に2020年から温暖化対策に取り組むことになります。

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