米国政府の請願サイト「ウィー・ザ・ピープル」とは[2018/12/20 17:10]

 署名が集まった「ウィー・ザ・ピープル」という請願サイトは、2011年に当時のオバマ政権が掲げた「開かれた政府」の目玉政策としてホワイトハウスが開設しました。

 政府に対して回答を求めたいことがある場合、「請願書」としてまとめてこのサイトで公開された後、30日以内に10万人の署名を集めることができれば、アメリカ政府の公式回答を得ることができるという仕組みです。13歳以上であれば、誰でも請願書を出すことや他の人の請願に賛同して署名を行うこともできます。これまでの実例では、「医療システム」など政策にかかわることのほか、「オバマ大統領の有名トーク番組への出演を希望する」といった請願が出されたこともありました。これには32万人以上の署名が集まり、ホワイトハウスが前向きに検討すると回答。その後、大統領の番組出演が実現しました。

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