河野外務大臣がロシアに到着しました。ラブロフ外相と会談し、日本とロシアの平和条約締結について議論します。
12日にモスクワに到着した河野大臣は報道陣の問い掛けには答えず、足早にホテルに入りました。14日には平和条約締結に向けた「新たな協議の枠組み」の交渉責任者として、ラブロフ外相との会談に臨みます。ただ、会談に先立ってロシア外務省は11日、北方領土に対するロシアの主権を第2次大戦の結果として日本が認めることが「平和条約を巡る問題解決の重要な条件になる」と発表しました。また、ロシア国内では北方領土の引き渡しに反対するデモも相次いでいて、交渉が難航することは必至です。
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