タイでも大気汚染深刻 外遊びはNG 対策も小手先[2019/01/15 23:31]

 多くの日本人観光客が訪れるタイで大気汚染が深刻化しています。現地当局が対策に乗り出しました。

 タイ当局によりますと、PM2.5の15日の最大指数は183で、アメリカの大気質指数では「健康によくない」とするカテゴリーに分類されます。現地の学校では外での活動を取りやめる動きも出始めています。
 現地の児童:「いつもは外の遊び場で遊ぶんだけど、残念です」
 現地の先生:「保護者に子どもの健康状態に注意するとともに、マスクをして来るようにお願いしています。学校に着いたら、すぐ教室の中に入らせています」
 現地当局は飛行機を使って上空から水を散布したり、人工的に雲を発生させて雨を降らせたりするなどの対策に乗り出しました。ただ、汚染の主な原因は車の排気ガスや建設現場の粉じんなどで、一時的なものではなく、根本的な解決策が求められています。

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