イギリス議会でEU(ヨーロッパ連合)からの離脱期限の延長を求める採決が行われ、否決されました。
現在、イギリス議会で行われている採決は15日にEU離脱合意案が圧倒的多数で否決されたことを受け、メイ首相が示した代替案の方向性を問うものです。3月29日となっているEUからの離脱期限の延長を求める採決が行われ、賛成298票、反対321票で否決されました。メイ首相は合意案の変更を求めてEUと再交渉する意向を示していますが、EUが応じるかは不透明です。「離脱期限の延長」という保険がなくなったことで、メイ首相はさらに窮地に追い込まれて「合意なき離脱」がより一層、現実味を帯びることになります。
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