教会爆破「夫婦による自爆テロ」 モスクでも爆破[2019/01/31 08:01]

 130人以上が死傷したフィリピン南部のキリスト教の教会での爆発について、ドゥテルテ大統領は「夫婦による自爆テロだ」という見方を示しました。一方、30日にイスラム教のモスクが爆破されて2人が死亡し、報復という見方も出ています。

 フィリピン南部のホロ島にあるキリスト教の教会で27日に2回の爆発があり、20人が死亡、112人がけがをしました。現地メディアによりますと、ドゥテルテ大統領は事件について「イスラム過激派組織の夫婦による自爆テロだった」という考えを示しました。一方、ミンダナオ島では30日、イスラム教のモスクに手投げ弾が投げ込まれて2人が死亡しました。イスラム教徒を狙った報復という見方もあり、治安の悪化が懸念されています。

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