ベネズエラ“暫定大統領”脅迫も 政治的対立深まる[2019/02/01 14:55]

 混乱が続くベネズエラで政治的な対立がさらに深まっています。

 “暫定大統領”就任を宣言したグアイド国会議長は、妻の家族の家にマドゥロ大統領の特殊部隊が踏み込んで脅迫したと非難しました。当時、家には1歳8カ月の娘もいたということですが、住民らが鍋やフライパンで応戦し、部隊は撤退したということです。ベネズエラ当局は反政府派への圧力を強めていて、マドゥロ大統領の暗殺を企てたとして国家警備隊の元大佐などを拘束したと発表しました。また、中南米のメディアは隣のコロンビアからベネズエラにアメリカが軍事侵攻する可能性があると伝えていて、警戒感が高まっています。

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