首脳同士の合意に至れるか 米中貿易協議は正念場[2019/02/11 11:46]

 知的財産権の保護の問題などで激しく対立するアメリカと中国の1週間にわたる貿易協議が11日から北京で始まります。

 (森林華子記者報告)
 協議は事実上の最終局面を迎えますが、具体化するべき課題は多く残されています。アメリカの代表団は10日、北京に到着し、日本時間の午前9時半に商務省に入りました。劉鶴副首相が冒頭にあいさつした後、次官級協議がいくつかのテーマに分けて行われているとみられます。14日からは、先月末に続いて今年2回目の閣僚級の協議が開かれます。アメリカは、知的財産権侵害やハイテク産業育成策の見直しなどの構造改革を中国に強く求めています。一方、習近平指導部は、アメリカからの農作物などの輸入拡大では合意するものの、ハイテク国家の先頭に立つという目標を掲げているため、アメリカの要求に抵抗し、「一方的に勝つという発想を捨てろ」と逆にアメリカに譲歩を求めています。期限まで残り2週間、交渉は山場を迎えています。