カトリック聖職者の性的虐待 バチカンで対策会議[2019/02/22 15:06]

 世界各国でカトリック教会の聖職者が未成年者らに性的虐待をしていた問題を受けて、対策を話し合う会議がバチカンで始まりました。日本のカトリック教会はこの会議の結果を受けて、日本での調査を検討する考えです。

 会議には各国から約190人の司教が参加し、21日から4日間、未成年者の保護や性的虐待対策などを話し合います。ローマ法王は「正義を求める若者の声に耳を傾けなければならない」と述べ、「具体的で効果的な対策が求められている」と強調しました。カトリックの聖職者による性的虐待を巡っては、アメリカやアイルランド、オーストラリアなど欧米を中心に次々と被害が明らかになり、ローマ法王が「問題を隠蔽していた」と批判を受けるなど対応に追われています。一方、日本のカトリック教会を統括するカトリック中央協議会は、日本国内の実態調査について「今回の会議を受けて検討する」とコメントしています。カトリック中央協議会が2012年に実施した内部アンケートでは、日本全国で5件の性的虐待の被害が報告されました。