正恩氏、核完全放棄に難色?米朝会談の内容明らかに[2019/03/03 17:34]

 米朝首脳会談の際、北朝鮮の金正恩委員長は「核の完全放棄に難色を示した」と報じています。

 アメリカのニューヨーク・タイムズは2日付の電子版で、関係者の取材に基づく首脳会談でのトランプ大統領と金委員長のやり取りを報じました。トランプ大統領は会談初日の夕食会で金委員長に核の完全放棄を制裁解除の条件として提案し、「非核化」の定義を明記した文書を手渡したということです。これに対し、金委員長は「核の完全放棄に直ちに踏み切れるほど米朝の信頼関係は十分ではない」と反論し、寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄と引き換えに制裁解除を求めたということです。ニューヨーク・タイムズは、合意に至らなかった背景には両者に誤算があったと分析しています。