“プライバシー重視”へ フェイスブックが方針転換[2019/03/08 12:28]

 世界最大の交流サイト「フェイスブック」のマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は、フェイスブックのサービスを「オープンからプライバシーを最優先する」と大きく方針転換することを明らかにしました。

 世界で約23億人が利用する交流サイト「フェイスブック」のザッカーバーグCEOは6日、自身のフェイスブックに次のような投稿を行いました。
 マーク・ザッカーバーグCEO:「最近はよりプライベートな交流が求められている」
 そう述べたうえで、これまでの事業やサービスを大きく方針転換する考えを明らかにしたのです。「個人情報の共有」から「プライバシー重視」へ。具体的には、不特定多数への情報発信を重視する現在の仕組みから、仲間内の交流を重視したサービスに移行するとし、さらに、メッセージの暗号化などセキュリティー面の強化も掲げています。また、フェイスブックの対話アプリ「メッセンジャー」と写真共有アプリ「インスタグラム」の利用者が互いに情報のやり取りができるようにするとも表明しているのです。今、皆さんはフェイスブックを使っているのでしょうか。また、その他のSNSはどのような使い方をしているのでしょうか。街の人たちに話を聞きました。
 30代女性:「(フェイスブックは)使ってます…見るだけ」「(Q.どうして見るだけに変わってしまったのでしょう?)(フェイスブックより)インスタの方が見やすいから。投稿もインスタにしかほとんどしてなくて、(フェイスブックは)開けることも少ない」
 10代学生:「(Q.フェイスブックのイメージは?)インスタとかよりは“かため”だよね」「“気軽感”がないかも」
 30代会社経営者:「(フェイスブックは)3年前くらいまでやってた。最近は全然、書いていない。あまりにも誰でも見られるので、スクリーンショット画像で撮られたりどんなふうに使われるか分からない。あと、実名だし…」 

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