外国企業に技術移転強要を禁ずる法案 中国で可決へ[2019/03/09 10:55]

 中国の国会にあたる全国人民代表大会「全人代」で、外国企業に技術移転を強要することを禁じる「外商投資法」が審議されています。閉幕日の15日に可決される見込みです。

 発表された「外商投資法」の草案では「国家は外国の投資者と企業の知的財産権を保護する」としたうえで、行政機関などによる技術移転の強制禁止などが明記されています。この法律は、去年末に提起され、15日の全人代閉幕日には異例の早さで可決される見込みです。アメリカとの貿易協議が大詰めを迎えるなか、技術移転の強制を問題視する、トランプ政権からの圧力をかわす狙いがあるとみられます。

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