北朝鮮でミサイル組み立て作業か 平壌近郊施設で[2019/03/09 11:54]

 北朝鮮でミサイルを組み立てた動きがあったとみられるとアメリカの一部メディアが報じました。

 アメリカのナショナル・パブリック・ラジオは、先月22日に平壌近郊のサヌムドンにある施設を撮影した衛星画像に、車両や列車が止まっている様子が映っていたと伝えました。この施設では過去にICBM(大陸間弾道ミサイル)や衛星打ち上げ用のロケットが組み立てられたとされていて、今回も、ミサイルかロケットを組み立てる作業とみられると報じています。ただ、最新の画像では車両の動きはなくなり、一部のクレーンも撤去されています。専門家は「作業をやめたのか、作業を終えて工場を出発したのか、判断できない」としています。一方、北朝鮮北西部の東倉里(トンチャンリ)にあるミサイル施設は復旧作業が終わり、稼働が可能だとアメリカの研究チームが分析しています。

こちらも読まれています