新疆の幹部 施設は“再教育センター”ではない[2019/03/13 02:57]

 中国・新疆ウイグル自治区の幹部が会見を開き、ウイグル族を不当に拘束していると批判される「再教育センター」について、改めて正当だと主張しました。

 新疆ウイグル自治区の共産党委員会ナンバー2:「新疆では収容所や再教育センターなどが存在すると一部から声が上がっている。これらの言い方は完全に捏造されたものだ」
 新疆ウイグル自治区の共産党幹部は「テロや過激主義に反対し、職業技能訓練センターを設立した」と強調しました。一方で、イギリスメディアが収容人数を尋ねましたが答えませんでした。新疆ウイグル自治区はイスラム教を信仰するウイグル族が多く住み、中央政府の宗教政策への反発が根強い地域です。国連の報告などでは「深刻な人権侵害が起きている」と批判が強まっています。

こちらも読まれています