「イスラム国」掃討へ猛攻[2019/03/13 06:40]

 過激派組織「イスラム国」のシリア最後の拠点とされる東部の村で、クルド人主体の「シリア民主軍」による掃討作戦が大詰めを迎えています。

 「イスラム国」のシリア最後の拠点とされる東部バグズ村では、アメリカ軍の支援を受けるクルド人主体の武装組織「シリア民主軍」が猛攻を仕掛けていて激しい戦闘が続いています。ロイター通信によりますと、シリア民主軍の報道官は12日、「1500人から2000人が拠点から避難し、多くの『イスラム国』兵士やその家族が投稿した」と話していて、戦闘は最終局面を迎えています。バグズを制圧すれば、対「イスラム国」掃討作戦は大きな節目を迎えます。一方で「イスラム国」の残存勢力の一掃は困難で依然として脅威は残るとみられます。

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