49人が死亡したニュージーランドのモスクで起きた銃乱射事件で、容疑者の1人は2011年にノルウェーで起きた連続テロの影響を受けていたことが分かりました。
15日、ニュージーランド中部のクライストチャーチにある2カ所のモスクで起きた銃乱射事件で、警察は主犯格とみられる28歳の白人の男を殺人容疑で訴追し、2人を拘束して関与を調べています。主犯格とみられる男はインターネット上で公表した犯行声明に、2011年にノルウェーで77人を殺害した白人至上主義の受刑者らから大きな刺激を受けたと記しています。男は16日に裁判所に出廷する予定で、警察は今後、動機の解明などを進める方針です。
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