157人が犠牲になったエチオピア航空の墜落事故を巡り、アメリカの有力紙は「機体は離陸直後に異常なスピードを出し、大きく上下に揺れていた」とする証言を報じました。
アメリカのニューヨーク・タイムズは、エチオピア航空機と管制官との通話記録を聞いた関係者の情報をもとに「離陸から1分後に機長が『操縦装置に問題がある』と話していた」と報じました。また、管制官は離陸直後に機体が異常なスピードを出しながら大きく上下に揺れる様子を目撃していて、離陸から3分後には機長から緊迫した声で「空港に引き返したい」と要請があったとしています。
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