「なぜnational threatと.…心が痛む」 トヨタ社長[2019/03/16 16:03]

 トヨタ自動車の豊田章男社長がワシントンで講演し、トランプ政権が安全保障上の理由で自動車への関税を検討していることを念頭に「心が痛む」と話しました。

 トヨタ自動車・豊田章男社長:「なぜnationalthreat(国家の脅威)と言われているのか、心が痛んでいる。どんな方向であっても、この国には残っていきたい」
 ワシントンで講演した豊田社長は2017年から5年間のアメリカへの投資を130億ドル、約1兆4500億円に引き上げることを改めて発表しました。また、現地生産に意欲的に取り組む姿勢を見せ、「アメリカに根付いて50年。街で一番の自動車会社になろうとしている」と強調しました。トランプ大統領は以前、トヨタのメキシコでの工場建設を批判しましたが、今回のアメリカでの投資拡大については「自動車関連の労働者にビッグニュースだ」とツイッターで歓迎しています。

こちらも読まれています